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リハビリテーション科

 当院リハビリテーション科は、脳血管疾患等・運動器疾患・呼吸器疾患・廃用症候群リハビリテーション(I)、がんリハビリテーションの施設基準を取得しております。


リハビリテーション科感染対策について

当院リハビリテーション科では、感染症対策としてスタッフ一同標準予防対策を遵守しております。また、
手指消毒・物品消毒を徹底するとともに入院患者さまと外来患者さまの対応時間・場所を考慮してリハビリテーションを実施しています。
リハビリテーション科医師(専任)12名
理学療法理学療法士一般科(地域包括ケア病棟含む)9名計15名
回復期リハビリテーション病棟6名
作業療法作業療法士一般科(地域包括ケア病棟含む)7名計18名
回復期リハビリテーション病棟7名
精神科病棟4名
言語聴覚療法言語聴覚士一般科(地域包括ケア病棟含む)
回復期リハビリテーション病棟
3名計3名
訪問リハビリテーションアイルとよさと 理学療法士2名 計2名

理学療法

 主に「立つ・座る・歩く」といったような基本的な動作のリハビリを行います。そのために、筋力を付けることや、関節の動きを良くする運動を中心に行います。また、骨折や手術をされても早ければ翌日よりリハビリを開始し、早期より平行棒や歩行器を使って実際に歩く練習も行います。骨折・関節症・脳卒中など障害も一人一人、問題となるものは様々です。一人一人のニーズに応じたリハビリテーションプログラムを立案し、生活の質の向上を目指して実践しています。
 また、入院患者さまが自宅退院されるにあたって、家屋改修や福祉用具の準備が必要であれば、専門スタッフがご自宅まで伺い、家屋調査や日常生活のアドバイス等を実施いたします。

肩・肘関節疾患のリハビリテーション

 肩関節周囲炎、腱板断裂、肩関節不安定症、反復性肩関節脱臼、インピンジメント症候群、拘縮肩、投球障害、野球肘、離断性骨軟骨炎など肩・肘関節の痛みや可動域障害に対するリハビリテーションを実施しています。手術が必要となった場合、段階的なプログラムを作成し社会復帰・スポーツ復帰に向けてリハビリテーションを実施していきます。

膝関節疾患のリハビリテーション

 保存治療におけるリハビリテーション、手術が必要となった場合、術前リハビリテーション、術後は社会生活からスポーツ復帰までプログラムを作成しリハビリテーションを実施しています。

一般整形外科疾患のリハビリテーション

 骨折の保存治療・手術治療におけるリハビリテーションや変形性関節症に対する人工関節全置換術後のリハビリテーション、腱や靭帯損傷における保存治療・手術治療に対するリハビリテーションを実施しています。

呼吸器疾患のリハビリテーション

 COPDをはじめとする呼吸器疾患に対して、入院・外来通院型の包括的呼吸リハビリテーションを実施しています。

一般科作業療法

作業療法とは

 作業療法の作業とは、私たちの「日々の生活の日常的な行為」、「仕事・役割」、「趣味・生きがい」などを示します。作業療法士は、病気・ケガ・障害により困難となった日々の作業「その人らしさ」を取り戻すように支援していきます。

当院の作業療法

 様々な病気やケガにより日常生活に支障をきたした患者さまに対して早期に離床を図り、リハビリテーションを進めていきます。
 患者さまの個々の生活目標に合わせて必要な身体機能回復練習、日常生活動作練習(更衣、トイレ、入浴など)、家事動作練習を行います。また、退院前には家庭環境に合わせた福祉用具の提案や使用方法の指導・練習、住宅改修の提案も多職種と連携をしながら行います。認知機能の低下や臥床傾向が認められる患者さまには、関心の高い手芸やレクレーション活動を行い、活動性の向上を目指します。

日常生活動作練習

在宅復帰を目指して患者様の生活に必要な動作練習を実施しています。

対象疾患

整形疾患上下肢・手指・脊椎の骨折、変形性関節症の術後、脊髄損傷、筋・腱断裂、慢性関節リウマチ、末梢神経損傷など
中枢性疾患脳卒中、パーキンソン病、認知症など
内科疾患心疾患、呼吸器疾患など

精神科作業療法

言語療法

嚥下訓練

 言語療法とは脳卒中やその他疾患によって、コミュニケーションが取りにくくなった方に対し治療・援助を行うリハビリです。また歯科・口腔外科と連携して食事の摂取が困難になった方に対してもリハビリを行います。

言語療法

主な対象疾患と言語療法の内容

失語症脳卒中が原因となり、言語の情報を司る中枢の機能不全によって起こる障害です。人の話が理解できない、伝えたい言葉が言えない・思い出せない、字が読めない、書けないなどの様々な症状が現れます。
訓練内容は、「話す」「聴く」「読む」「書く」といった機能の中で比較的に良好な機能から絵や物品を用いてアプローチを始め、徐々にその他の問題ある機能に対してもアプローチを進めていきます。
構音障害発声・発語を行う上で麻痺等の影響により、声がでにくい、呂律が回らない等の症状が現れます。上述の失語症と違い、人の話を聴いて理解することや、文字については障害されません。
訓練内容は重症度にあわせて発声・発音の練習や、唇や舌などの口腔器官の運動を行います。またそれでも音声による意志の疎通が困難な場合は、文字や特別な機器を使っての意志伝達の練習を行います。
摂食・嚥下障害様々な原因から、食物を口から摂り、飲み込む機能が障害されます。食事中に何度もムセこんだり、食後に咳が止まらないなどの症状は摂食・嚥下障害のサインである場合があります。そのままでは誤嚥性の肺炎になるといった危険があります。
訓練内容は、食べる時と話す時に同じ器官(唇や舌)を使うことからその器官の運動を行います。他に口腔ケア、口腔感覚への刺激を行います。また食べ易さを考慮した食物形態(ゼリーやペースト)や食事の際の姿勢等を検討し、段階的に進めていきます。

回復期リハビリテーション病棟

 回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患や骨折時に急性期の治療を受け、病状が安定した後、機能障害を持つ患者さまに対し、機能回復や日常生活能力の向上による寝たきりの防止と在宅や社会への復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行っています。回復期では毎日、基本的に日曜日も祝日もリハビリを行っています。
 専従医師をはじめ看護師・介護福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・栄養士・医療相談員などの専門職がチームを作り、共同で患者さま一人ひとりにあったプログラムを作成して実践しています。リハビリスタッフはチーム医療の中で、患者さまが生活の場で必要となる能力の評価と訓練を行います。本病棟への入棟後、早期にご家族より資料を提供していただき、患者さまのご自宅の家屋構造を想定し、今まで生活されていた環境に適応できるようにリハビリテーションを行っていきます。また、必要に応じて患者さまの在宅を訪問し、現状では生活が困難な場合は、住宅改修や福祉用具の設置を提案させていただきます。
 さらに、患者さまの状態や家庭環境を踏まえ、病棟内のスタッフカンファレンスに加え、定期的に患者さまやご家族を含めたカンファレンスを行うことで、目標を統一し、それぞれの分野で退院に向けた患者さまへの関わりを深めています。

施設紹介

理学療法室

理学療法室

日常生活活動室

日常生活活動室

精神科作業療法室

回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟

外来システムについて

・祝日を除く月曜日から金曜日の午前中、完全予約制です。
・土曜日は月により外来対応日が異なります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。
・発熱、風邪症状等ある方はあらかじめお電話にてご相談いただきますようお願いいたします。当院の判断でご予約をキャンセルさせていただく場合がございます。
2021年10月1日現在