平成9年に訪問看護ステーション レインボウとよさとが開設し、現在はレインボウはたしょう、出張所たが、レインボウひこね(居宅介護支援センター併設)の4カ所を拠点として訪問看護サービスを提供しています。自宅への訪問はもとより、認知症グループホームやショートステイ先の施設へも施設との契約により訪問看護活動を展開しています。
在院日数の短縮により医療処置が必要な方や様々な障害をもった方々が退院されます。
医療、保健、福祉の連携で、住み慣れた地域や自宅で安心して生活ができるようなサービス提供ができるよう努力していきたいと思います。今後ともご支援いただきますようスタッフ一同よろしくお願い申し上げます。
介護保険と訪問看護ステーション
わたしたちは、「地域の皆様がご家庭で、安心して療養をお受けいただけるよう、支援していきたい」と願っております。
第2被保険者の特定疾病
- 介護が必要となっても、できる限り自宅で自立した日常生活を営めるように、本人・家族を社会全体で支えるために、介護保険が平成12年4月からスタートしました。
- 介護保険制度により、65歳以上(第1号被保険者)で介護が必要な方と、40歳から60歳までの方(第2号被保険者)で老化が原因とされる病気(特定疾病 ※)によって介護が必要な方が、本人の選択により訪問看護等の「在宅サービス」または「施設サービス」を利用できるようになります。
第2被保険者の特定疾病
- がん(末期)
- 関節リュウマチ
- 筋萎縮性側索硬化症
- 後縦靱帯骨化症
- 骨折を伴う骨粗しょう症
- 初老期における認知症
- 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病
- 脊髄小脳変性症
- 脊柱管狭窄症
- 早老症
- 多系統萎縮症
- 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症
- 脳血管疾患
- 閉塞性動脈硬化症
- 慢性閉塞性肺疾患
- 両側の膝関節または股関節に著しい変性を伴う変形性関節症
- 介護サービスを利用するには、市町村・特別区に申請して、要介護認定を受けることになります。その結果、「要支援」または「要介護1~5」と判定されると、その方の状態に応じたサービスを利用することができます。現在、訪問看護を 利用されている方も要介護認定を受けることにより、介護保険制度から訪問看護やその他の在宅サービスが利用できます。
介護サービスを受けるまで
訪問看護ステーションの使命と役割
- ご自宅での安定した療養生活を支援するために、訪問看護ステーションの活動は平成4年4月からスタートしています。平成23年4月1日現在、全国各地に5,920カ所稼動しており、29万人以上の訪問看護を必要とする方々に利用されています。
- 介護保険においても訪問看護ステーションの使命と役割は変わりません。保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士が、ご家庭を訪問して次のような療養上のお世話や診療の補助を行います。
- 訪問看護ステーションは医療保険・介護保険のすべての分野の訪問看護を担当でき、そのキャリアとノウハウを十分発揮し、在宅療養を支えます。