脳ドックは、血液検査、超音波検査、脳の画像検査などを使って、今後、脳梗塞やくも膜下出血などの脳卒中になりやすいかどうかを調べる健康診断です。さまざまな検査に加え、脳卒中になりやすい生活習慣についても調べます。その結果、改めることをお勧めする検査習慣をアドバイスしたり、ドックの結果発見された病気について治療をお勧めしたりするものです。（「めまいがするので脳卒中が心配だから脳ドックを受けたい」などの動機で、脳ドック受診を希望される方が時におられますが、具体的な症状がある場合には、緊急性の高いことが多い疾患ですから、脳ドックではなく、大きな病院の脳神経内科や脳神経外科を受診される方が良いと言われています。）
　近年、今後認知症になるかどうかを心配されて受検される方が増えていることから、当院でも「脳ドックのガイドライン2014」に準拠した、コンピューターを利用した認知機能スクリーニング検査も行っております。

当院のMRI装置は、１．５Tを使用しています。